クールダウン
通常攻撃: 最大5段の攻撃で敵に寒冷ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値15を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に寒冷ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い寒冷ダメージを与えてSPを一定量回復する。
ザイヒはアーツユニットを使う補助オペレーターで、寒冷属性のダメージを与えることができる。

通常攻撃: 最大5段の攻撃で敵に寒冷ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値15を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に寒冷ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い寒冷ダメージを与えてSPを一定量回復する。
サポートクリスタルを召喚し、操作中のオペレーターの周囲に展開する。 操作中のオペレーターが敵に重攻撃を与えると、サポートクリスタルは操作中のオペレーターのHPを回復する。この効果は最大2回まで発動可能。回復量は意志の値に応じて追加でアップする。 回復発動時にHPが満タンの場合、追加で一定時間アーツ増幅を付与する。この効果は重ね掛け不可。
サポートクリスタルによるHP回復の回数が0になると発動可能。 短時間のチャージ後、サポートクリスタルを敵に投げて寒冷ダメージを与え、寒冷付着を付与する。
チーム全員に一定時間寒冷増幅と自然増幅を付与する。増幅効果は知性の値に応じて追加でアップする。

製造室配属時、オペレーター経験値素材の製造効率+10%
昇進段階1で解放

製造室配属時、オペレーター経験値素材の製造効率+20%
昇進段階3で解放

応接室配属時、手がかり5――静語伝道会の入手確率がわずかに上昇する(配属直後に発動、重複不可)
昇進段階2で解放

応接室配属時、手がかり5――静語伝道会の入手確率が上昇する(配属直後に発動、重複不可)
昇進段階4で解放
サポートクリスタルによるアーツ増幅効果がさらに5%アップする
必殺技「スタックオーバーフロー」に必要な必殺チャージ-10%
連携技「ストレステスト」が目標に命中するとき、周囲にいるもう1体の敵にも1回連鎖して攻撃する
知性+15、回復効率+10%
必殺技「スタックオーバーフロー」による増幅効果が1.1倍までアップする
【コードネーム】ザイヒ 【性別】女 【身分証明】静語伝道会 【誕生日】5月16日 【種族】サルカズ 【鉱石病感染状況】 メディカルチェックの結果、感染者に認定。 【能力測定】 物理強度:普通 戦闘技術:標準 戦術立案:標準 アーツ適性:優秀
セラフィーナ・ザイヒは静語伝道会に所属している。エンドフィールド工業と静語伝道会共同で行った源石情報技術に関するプロジェクトをきっかけに、伝道会長ブロンタの推薦によってエンドフィールドに派遣されてきた。現段階では、帝江号における協約源石ネットワークの構築およびシステム統合等の情報工学関連業務に従事している。 「ザイヒは私の機械構造と知能ユニットに非常に強い関心を示していました。会話中、私の意識信号がどのように言語転換装置を通じてコード化され、発声装置から出力されるのかを何度も尋ねてきましたから。私は話題を人事面談に戻すよう丁重に促したものの、ザイヒは少しがっかりした様子で『私も同じようなユニットを取り付ければ、突然不思議なことを言って周囲を困らせることもないのでしょう』と言いました。人間には脳という器官があり、その情報伝達はロボットの言語生成よりも複雑で効率的であると指摘しましたが、彼女は礼儀正しく笑顔を返すのみでした。」 「この些細なエピソードを除けば、ザイヒは全体的に機械的な創造物との付き合いに非常に長けた人物と言えます。この特性は、彼女が所属する静語伝道会が持つ背景と一致しています。ただし、彼女の控えめな性格については、これまで私たちが接触してきた他の伝道会の構成員とは少し異なる印象を受けます。この組織は古くより奔放さと結束の強さで知られてきましたから。」 ――エンドフィールド人事アシスタント マーティン・マーヴィン・マーレン
勤務時間外にザイヒを訪ねるには、非常に複雑な手順がある。それ自体が、ある種「フィルター」になっているとも言えるだろうが、ザイヒ本人は特にそう思っていないようだ。来訪者はまず、中央ホール横にある協約転送ポイントを経由して帝江号へと転送される。生活区画の長い廊下を進み、人気の少ない通路の突き当りまで進むと、右手に目立たない扉がある。まるで無言の拒絶を伝えるかのような平たく滑らかな扉の前で足を止めると、「帝江号の幽霊」――少しの疑問と共に噂話がふと頭をよぎるが、手順通り、扉の横にある3つ目のブロックを押す。すると、隠されていたダイヤルが下から静かに現れる。 長く待たされることはない。訪問は、部屋の主の許可によって成立するものだ。しかし扉が開いた瞬間、彼女は少し恥ずかしそうに見えた。 「法はすでに、あなたの訪れを示していました。」そう言って、彼女は両手をドレスの前で重ね、わずかに身をかがめた。「では、お望みのものを探して参ります。」 扉はゆっくりと閉まり、オペレーターの間で「内宇宙の出口の1つ」と噂される部屋の中を窺うことはできなかった。帝江号の賑わいが10mほど先からかすかに聞こえてくる。そのとき、初めてこの廊下の静けさに気がつくのだ。曖昧な時間の流れに身を置きながら、言葉を遮断し、耳元では恒星がぶつかるような音が響き、永久の戒めと福音が心の中を流れ去っていく。どこか朧げで、確かな「道」が指し示される―― 扉が再び開き、穏やかなサルカズの少女「セラフィーナ・ザイヒ」が現れた。そして、来訪者が以前エンドフィールドのシステムから申請した特殊作業資産――新しい携帯端末を手渡した。 礼を述べ、一瞬部屋の中を見やると、そこにあったのは青く光る10台のスクリーンに照らされた1脚のチェア、そしてきちんと畳まれた寝具が置かれた小さなシングルベッド――「内宇宙の出口の1つ」と呼ばれる空間の正体は、ただそれだけであった。
ザイヒは、穏やかで信頼できるオペレーターです。信仰には専門的な立場を貫き、業務には敬虔な態度で向き合っています。4年前に伝道会との間で行われた源石技術の協力プロジェクトをきっかけに、研修のためにエンドフィールドにやって来ましたが……実務としての役割は与えられていなかったにもかかわらず、自発的に帝江号の修理作業に加わってくれました。きっと、歴史と未来を見据える静語伝道会の一員として、自然と備わった責任感の表れなのでしょうね。 ――ペリカ ザイヒとは、考え方が全然違うんだ。それほど深く関わるわけじゃないけど、ぼくが気づかないことをよく教えてくれる。そうだね……「人間は時として言葉に身を宿すもの」――うん。この言葉、1日中考えさせられたよ。 ――アークライト うーん……それ、ほんと?気になるなあ。だってさ、アークライトとザイヒって、ぜんぜん違う感じっていうか……話とか合うのかなって。でも、ザイヒって誰とでも喋れるイメージもあるんだよね。なんとなく噛み合ってなさそうなのに、意外と噛み合ってるっていうか……だから、みんな思わずいっぱい喋っちゃうのかも。 ――チェン・センユー 同じく源石装置に関心を持つ者故、業務上ザイヒ殿と意見を交わす機会は多い。無論、同僚というわけではないが。サーバーや電子系統の分野であれば、ザイヒ殿の知見は小生など遠く及ばぬ……ほう、小生が他者を称賛するのは珍しいと?なぜだ?小生は親切で友好的な人物であろう? ……なぜザイヒ殿があのサーバー室を住処とするのかは、小生も非常に興味深く感じている。あの船室は、歴代のサーバー技師が作業に用いた場所であったようだが。お主が特殊電子作業用の機材を申請したのならば、後方支援部ではなく、ザイヒ殿の部屋に赴くことになるであろう。陽光の一切届かぬ闇の空間であり、冷却装置によって常に低温に保たれている。そのような環境では、サヴラは眠気に勝つことは出来ぬ故、小生は足を踏み入れることが叶わぬのだ。あのような場所で敢えて日々を過ごすことを選択する――つまり、常人と異なる趣味嗜好の持ち主か、古き苦行僧の習慣を受け継いでいるに違いない。 ふむ、待たれよ。話はまだこれからである。ザイヒ殿はゲームのセンスも素晴らしいのだ。帝江号では、小生の唯一無二の好敵手である。何のゲームか?無論、数独である。他に「ゲーム」と呼べる物があると? ――アンタル ザイヒの手は冷たかった。贖罪は冷たいものだと、ザイヒが教えてくれたのだ。ならば、慣れねばなるまい。 ――エンバー
【新聞の抜粋】 まずは、今日新たに生まれ変わったガラガラさんに、ご挨拶を。次に、私たちに祝福を授けてくださる「法」にも、いつも通りの感謝を。そして昨日の「ドーム崩壊」事故の影響を受けた皆さんへ、心からお見舞い申し上げます。眠れぬ夜を過ごして、今もなお後片付けの最中だという方もいらっしゃるかもしれませんね。どんなときでも、ベッドに戻ってひと息つくならば、遠く「主」がいる方角へ、定時の礼を忘れずに。頑張ったあとのちょっとしたご褒美くらいなら、お許しくださることでしょう。 さて、「ドーム崩壊」の件ですが、事故の原因が調査により判明しました。シスター・セラフィーナが、大聖堂のコードドームを再構築したことがきっかけでした。これにより、ラテラーノから受け継がれてきた、古くもなお輝きを失わずにいたドームが、大量のデータストリームと予期せぬ共鳴を起こしてしまい、大修道院のネットワークが0.836秒間にわたりクラッシュ。なんと、200km離れたところにいた修道士たちも、その振動を感じたそうです。筆者が現場に到着したとき、シスター・セラフィーナはサーバー作業に没頭しており、一時的に外部との連絡も断っている状態でした。その後、ブロンタ院長と三教派のリーダーたちが緊急会議を開き、解決策について協議を行いました。なお、本件の当事者に対する処置は、次の集団協議時に発表される予定です。 さて、筆者の視点も交えてお話しましょう。物事には、いつだって2つの側面があります。だからこそ、大々的に行われた今回の救援活動の中にもきっと、未来へと続く細い道が見えてくるはずです。たとえば、この世代における「技術の象徴」とも言えるコードドームについて。人員、物資、そして心血を注ぎ込み維持し続けたその建造物は、これからも同じようにメンテナンスする意味があるのか――こちらについては、各所で非常に熱のこもった議論が巻き起こっているようです。よろしければ、ぜひご意見をお寄せください。ご連絡は、大修道院・衆聖徒告解通り302号の郵便箱まで。それでは最後に、「主」は常に私たちの心の中に。今日も良い一日となりますように。いってらっしゃい! ――静語伝道会内部通信用新聞『おはようガラガラ通信』より抜粋 【極秘扱いでペリカ監察官のメールボックスに届いた連絡】 推薦人:ブロンタ 静語伝道会大修道院院長「真知者」 推薦人住所:大修道院・善良礼拝通り116号 親愛なるエンドフィールド監察官 ペリカ女史へ このたび、シスター「セラフィーナ・ザイヒ」を「静語伝道会・エンドフィールドによる源石情報技術に関する協力研究プロジェクト」の担当者として、推薦いたします。ザイヒは、伝道会において私が保護役を任じられて以来、幼い頃より幾度となく書庫に足を運び……いえ、法は従順で素直な言葉を求めます。ゆえに、率直に申し上げましょう――知恵ある霜へと、成長を遂げたのです。 無論、伝道会に眠る尽きぬ知識は、啓示を受けていない者にとっては迷いの森ともなりましょう。しかしザイヒは、その中から己の道を見出しました。幾年にもわたり、眠ることなく図書館で書物に没頭し思索を重ねた末、私たちの前に現れたのは、新たなるザイヒでした。知識は彼女を傲慢にすることなく、むしろその瞳に哀しみの色を帯びさせるに至りました。ザイヒは、おそらく私たちが向かう未来の片鱗を見てしまったのでしょう。当然ながら、その聡明さゆえに問題を起こすことも少なからずありました。直近では、システム最適化の際に引き起こした件が記憶に新しいかと存じます。 彼女を責めることはありませんが、ザイヒ自身はあの一件を深く悔い、未だに抜け出せずにおります。そのために彼女を、あなた方のもとへ送り出したいと願っております。過去に根ざす伝道会は、遠い先の未来に相応しい器ではありません。ザイヒは、あなた方の道にこそ相応しい者だと信じています。 きっと、源石情報技術専門家としての任を、立派に果たしてくれることでしょう。さらなる情報が必要な場合には、どうぞ遠慮なくお知らせください。 敬具 静語伝道会 ブロンタ
【本に挟まれた祈りの言葉】 慈しみ深き主よ、心よりあなたを讃えます。 あなたは私に言葉を授け、それが卑しき響きとならぬよう、語らせてくださいました。 あなたは私に知恵を授け、それが穢されぬよう、謙虚に用いさせてくださいました。 あなたは私に善き心を授け、それが傲りとならぬよう、慎みをもって行わせてくださいました。 あなたは私にまなざしを授け、それが俗なるものに曇らされぬよう、澄んだまま在らせてくださいました。 あなたは私に友への愛を授け、それが暴力に断たれることなきよう、守らせてくださいました。 あなたは私に永遠なる好奇心を授け、それが無知の淵に沈まぬよう、学び続ける力を与えてくださいました。 (注:情報によれば、静語伝道会の修道士は、心の奥から求めるものに基づいて祈りの言葉を綴っている。伝道会は、祈りの内容を各自で決めるよう奨励している。「主」の民は皆、「主」への意志を持つが故に、信仰の道を歩んでいる。) 【日誌の一部】 この船に来て、もう4年が経ちました。修理作業は緩やかに、しかし確実に進行しています。以前より穏やかな日々が続き、私も少しずつ落ち着きを取り戻しました。この黒く、冷たく、誰にも干渉されることのない船室で働くことができ、機械の律動は私に多大な安心感をもたらしています。ここでは、私の行動が誰かに影響を及ぼすこともなく、心配する必要もありません。そのために、私は以前よりも純粋に、源石ネットワークに残る言葉と向き合えるようになりました。その中で、初めて目にするサンクタの荘厳なる「共感」の遺跡に触れ、すでに抹消されたサルカズの魂の慟哭に耳を傾け、紛争も服従も止めることのできなかった暴力の記憶を見ることもできました。一歩進もうとするたびに、すべてが不意に途切れてしまいます。広がる沈黙が不安へと変わり、私は計算と修復を繰り返し、次の言葉が現れることを祈り続けます。 …… ですが、もっと深い不安が私を包みました。私は気づいてしまったのです。源石が穢され、傷つき、壊されたことに。それは、私が伝道会にいた頃に読んだ内容と深く結びついているようでした。しかし、なぜでしょうか?源石は私たちが解読した文明のコードにとって、何を意味するのでしょうか。それを穢し、傷つけ、壊したものの正体は、いったい何なのでしょうか。 ――もしかすると、これこそ院長が私をここへ派遣した目的なのかもしれません。 …… あの日、ペリカ監察官の顔に、ほんの一瞬不思議な光が宿りました。しかし、すぐにいつもの思慮深い表情へと戻ったのです。彼女たちは、秘密の話をしていたようでした。何か大きなことが起こる前兆なのでしょうか。果たしてそれは、私が探し求めてきた答えに繋がっているものでしょうか。 …… 黒い髪、黒いマスク、黒い影。チェン・センユーさんはその人を、医務室で眠っていた「管理人」だと紹介しました。 その瞬間、まるで「共感」を得たかのように、歓喜、そして涙をこぼす衝動が私を襲い、身体が小刻みに震えるのを感じました。この人が、答えです。ですが私は、まだ何を問うべきか――それすら、準備できていないままなのです。
あなたに祈りを捧げます。
私はここに。「法」もまたここに在ります。
どうかご指令を。管理人。
論理的な選択です。
少々、拡張を試みても?現行のセキュリティ制限には違反しないことを約束しますので。
「真知」の身は、「真知」が守ります。
私達が同期できたならば、叡智はその姿を現すでしょう。
迷える者に、祈りを捧げましょう。
法の慈しみが、今顕れた……あ……管理人のご信頼にも、感謝の意を表します。
「法」が護るのは、賢き者でも、知を誇るものでも非ず——ただ、謙虚な者に。恩恵を受ける者として、謙虚さを失ってはなりません。
昇進――源石の脈絡のように、明確な演算結果です……あ、握手、ですか?あまり……得意ではなく……
以前、コードドームの一部を再構築し大聖堂の処理スピードを引き上げました。古代のアルゴリズムがデータストリームと予期せぬ共鳴を起こしてしまい……故郷を離れた理由となったものが、結果として恩寵を与えている。まさしく、法の啓示でしょう。
旧い知識とは、私達を誘惑から守り、悪から救うもの……私はザイヒです。管理人、あなたが啓示を得られますよう。
思考……演算……言語……放棄。
今日得た対話と瞑想を、あなたの端末に捧げましょう。
御旨のままに……管理人。労働こそ、私達の道なのです。
安らぎが与えられますよう。
管理人。私の演算結果に、またあなたが現れたのですが。
データ検証、構文解析、結果生成……管理人、ごきげんよう。
管理人からの信号を受信。ただいま、意味を解析中です。暫しお待ちを……
……人よりも、機械と共にいる安らぎがあります。人の律動は煩雑ですが、機械の呼吸は常に論理的ですから。
僅か10ミリ秒の間に、50件以上のエラー通知が届きました。ご安心ください。あなたとの対話スレッドを最優先タスクとして設定済です。はい……帝江号作動状況の評価ですか?……傷を負いながら踠く様は、何かの代わりに罪を被り、痛みを引き受けているかのような……
法の許しの如く、我らの所業の如く――楽園は再び大地に姿を現す。道を築く者、苦しみの荒野を越え祝福へと至る。謎に包まれし真知は尽きることなく、迷える者はもはや旅人に非ず、聖徒と道を共にし、永遠なる命が授けられん……
他者から見るあなたは、かつての統率者であり、善人であり、未来に芽吹く源石樹の苗木である――しかし、源石ネットワーク内での異なる姿が――願わくは「指し示すもの」と「指し示されるもの」が結ばれますよう……管理人にどうか、ご加護を。
管理人のプロセスを一時的に利用します。パフォーマンス向上へのご協力、感謝しま……お気づきではなかったのですか?ふう、安心しました。
これは……指示記号!――取り乱しました……真知に代わり、感謝申し上げます。
管理人。伝道会は知識と運命を、あなたと共有するものです。
私の提案は役立ちましたか?……いえ、現実主義者ではありません。ただ、院長が「タロⅡにおける信仰は現実と結びつく必要がある」と言っていました。ラテラーノの恵みが失われた今、私達を繋ぎ止めるものは互いの絆だけですから。
接触時間が増え、管理人と強い結びつきが生まれました。友好と親和、信頼を示すべきでしょうか……あ、管理人がこちらに……ザイヒ、直ちに対象への友情表現コマンドを実行。ええと……管理人、朝の祈りを共に捧げませんか……?
管理人。失礼ですが、接触が避けられないのであれば静電気を除去させていただきたく……バチッとなっても大丈夫、ですか。静電気はいたずら好きですから……いつの間にか手にあり、触れてしまいそうで……
大聖堂では、修行の道を只管に歩んでいました。成果がタロⅡにどう影響するか、思い至ることもなく……しかし、法によってあなたの元に導かれ、新たな世界の広がりを感じました。孤独だった古代の言葉たちが今、まさに形となり――答えを見出したのですから。
私の信ずる「対話派」では「言葉は記号である」と解釈します。記号を砕き、組み替えてまた砕く……繰り返すことで永遠の境地へと至るのです。大聖堂にある聖像の裏に嵌め込まれている「ガラガラさん」のように。
帝江号は、静語伝道会の大聖堂を思い起こさせます。ですが、私達は常にそこに居るわけではなく、協議時にタロⅡ中に散らばる同胞が戻るのです。「防衛手段」――ですか?もし襲撃されたとしても……大聖堂はきっと、その力で運命を掴むでしょう。
真知との距離は、かつてないほど遠く――この地を離れてしまった故に。真知との距離は、かつてないほど近く――その扉を今叩くべし。
レース?……ボ、ボクシング?運動会!?……遠慮します。私の容認する「運動」は、電子が発振回路内で周期的に変化する振幅……とにかく、同胞で争うものではありません。言い訳でもありません。サーバールームに戻る時間だというだけです。
伝道会にも私と同様、多くのサルカズが存在します。かつての銃騎士の装備を授けられた者もいます。経典を学び、テラのサルカズが多くの種族と対立してきたことは理解していますが、第一次アンゲロス戦争後に人々を結びつけた奇跡――人々は抱き合い、その口から溢れる言語が1つであったと……
タロⅡの大地を彷徨う「アンゲロス」と法との関係――静語伝道会が解釈しようとする、もっとも重要な課題の1つです。
大聖堂にある聖像の裏に、トリアンゲロスに似た姿のアンゲロスが嵌め込まれています。修道士の間では「ガラガラさん」と呼ばれていますが……第一次アンゲロス戦争時に院長が捕えたと。「ガラガラさんを観察し、省みる。敵にもまた、法の教えは宿る。迫りくる可能性であり、やがて読み解かれる真実である」……
今、伝道会は3つの宗派に分かれています――対話派、解釈派、そして再現派。私が属す対話派は演算と言語解析こそ至福への道と考えています。再現派の修道士……いずれタロⅡのどこかで会うことになるでしょう。常に武装し、文明遺跡の発掘に熱中していますから。そして、解釈派は何よりも心を重視します。経典を読み伝え、迷える者を帰るべき場所へと導いているのです。
貴重な物資を探知しました。
真知の賜物は目の前に。参りましょう。
祝福の地か、堕罪の地か。導きに従いましょう。
迷える者がこの地を彷徨っている……この杖で、魂に憐れみを与えましょう。
すべては、我々より先に大地に顕現す――ですから、この手で掴みに行くのです。
法のお許しの賜物です。
この豊穣の光景は――法に約束された「祝福の地」に違いありません。
オーリレンもまた、タロⅡの言語の1つです。
巡礼中における、可変ベクトルに過ぎません。
どうか進むべき道を示し、永遠の安らぎへとお導きください。
祝福の代行者となりましょう。
善き行いに従いましょう。
慈悲など持たぬ相手です。
道は、苦難に満ちるもの……
真知よ……あなたは、なぜ……
初めて見る術式です。
言葉が無くても、共鳴はできるのです。
共に在ることに感謝します。
皆さんに祈りを捧げましょう。
受難を受けるのは、私達ではないようですね。
あなたにも祈りを捧げます。
暫し、この地に「真知」が触れましたね。
この祈りが功を奏しましたね。
祝福こそ、私を満たす言語……
成功と失敗は単なる0と1の演算子ではありません……無数の複雑な詩を生み出すものなのです。
演算が神聖であるのは、絶対的な中立性によるものです。成功も失敗もある――至極当然のことです。
注入します。
リカーシブ!
分析、演算……
思考、クールダウン……
データ収集。
祈りはここまでです。
演算をお見せしましょう。
あなたと共に。
リカバリー完了。
強制……再起動。
ウイルス、発動……
論理は人に扱えるものではない……!
乱れは消去します。
罪を数えて差し上げます。