基礎戦術
通常攻撃: 最大4段の攻撃で敵に物理ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値22を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に物理ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い物理ダメージを与えてSPを一定量回復する。
キャッチャーは大剣を使う重装オペレーターで、物理属性のダメージを与えることができる。

通常攻撃: 最大4段の攻撃で敵に物理ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値22を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に物理ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い物理ダメージを与えてSPを一定量回復する。
盾を構えて敵の攻撃をブロックし、自身と周囲のオペレーターに加護を与え、即座にSPが一定量返還される。 盾を構えている間に攻撃を受けると、反撃が1回発動する。敵に物理ダメージを与え、クラッシュ段階を1増加させる。
敵がチャージを開始するか、操作中のオペレーターが攻撃を受けてHPが40%未満になると発動可能。 拳で前方を強く叩きつけ、敵に物理ダメージを与える。同時に、自身と味方オペレーター1人(操作中のオペレーターを優先)にシールドを付与する。 シールドの最大値は防御力に応じて追加でアップする。
大剣を振り回して前方へすばやく斬撃を2回放ち、敵に物理ダメージを与え、弱体化を付与する。さらに、地面を強く叩き付け、範囲内のすべての敵に高い物理ダメージと転倒効果を与える。

指揮中枢配属時、全員の体力回復+8%
昇進段階1で解放

指揮中枢配属時、全員の体力回復+12%
昇進段階3で解放

培養室配属時、船室内全員の体力消耗-14%
昇進段階2で解放

培養室配属時、船室内全員の体力消耗-18%
昇進段階4で解放
戦技「強制ブロック」または必殺技「教科書通り」が敵に命中すると、追加で[300+防御力×5]の物理ダメージを1回与える
防御力+20、意志+10
連携技「即時制圧」によるシールドの持続時間+5秒
必殺技「教科書通り」に必要な必殺チャージ-10%
キャッチャーがシールド状態を維持している間、戦技「強制ブロック」が敵に命中すると、SPが10返還される
【コードネーム】キャッチャー 【性別】男 【身分証明】エンドフィールド工業 【誕生日】8月16日 【種族】ペッロー 【鉱石病感染状況】 メディカルチェックの結果、感染者に認定。 【能力測定】 物理強度:標準 戦闘技術:標準 戦術立案:標準 アーツ適性:標準 過去の病歴を踏まえると、本測定結果は非常に驚くべきものである。当時の身体状況から、どのように物理強度を現在の水準にまで引き上げたのかは未解明。諸般の事情を考慮し、医療部は今後の定期診断においても引き続き経過観察を実施する予定。
キャッチャー、本名は「ルイ・フォン・キャッチャー」。文明地帯の軍人一家に生まれ、アケクリの申請により、行動隊Z7へと配属されている。 「既存の任務報告によると、キャッチャーさんはおそらく行動隊Z7の中で最も信頼できるオペレーターでしょう。欠勤は一度もなく、報告書も常に規定時間内に提出。不健全な嗜好もなく、協調性にも優れています。」 「しかし同時に、幼少期の経歴の影響により、キャッチャーさんは自分自身に対して過剰に厳しくなってしまう傾向があることも確認されています。端的に言えば、本来なら必要のない責任や任務の目標を、自らに課してしまうのです。従って、キャッチャーさんに業務を任せるときは、行動隊Z7の隊長アケクリさんの意見を参考にするようお願いします。」 ――エンドフィールド人事アシスタント マーティン・マーヴィン・マーレン
キャッチャーは間違いなく行動隊Z7において信頼されている隊員の1人だ。普段は寡黙で仲間の背後に控えていることが多く、雑談に関心を示す様子はあまり見られない。しかし、少しでも自分に関わる話題が出ると、即座に適切な返事を返す。つまり、会話の内容を初めから終わりまで正確に把握しているということである。 まぁ、そんなとこ?うちの「万能執事」さんは、完璧主義者なんだよねぇ。たぶん、任務終わるたびに反省報告書でも書いて、しょっちゅう見直しでもしてるのかも。だって、普通の人間って「前前前回の任務で懐中電灯を1本忘れた」とか、覚えてるわけないし?少なくとも、私には絶対無理。 ――フローライト キャッチャーって、本気で単純……なんだよねぇ。でも、表情管理はアンタルとおんなじで最高なんだよぉ~。ぜーんぜん、動かない……でも――うん。1回だけ……捨てるの忘れたショートケーキ、うっかりキャッチャーの大剣につけちゃったとき……眉毛がぐいって動いた……めーっちゃ、レアじゃんね? ――エステーラ キャッチャーは複雑な問題の処理に長け、聞く姿勢の大切さも理解している。あまり多弁な方ではなく、普段の社交状況がやや懸念されるが……羽獣焼きに関しては小生の祖母と同レベルの腕前を誇る。故に、過度な心配は無用だ――うむ。羽獣焼きを完璧に仕上げられる者に、乗り越えられぬ課題など無いのだ。 ――アンタル 「Z7で一番心配の必要がない人」といえば、きっとみんなキャッチャーの名前を挙げると思います。ですが、わたくしはそうは思っていません。任務でも日常でも、いつも他の人の気持ちや要望を自分のことより優先してしまうのですから……そしてそれは、隊長として見逃せるものでもありません。だからこそ、キャッチャーが余計な仕事を引き受けていると気づいたときは、無理しすぎないように、次の任務の内容を調整するようにしているのです。 ――アケクリ
7年前の秋だった。ジュニパー・セキュリティを離れた頃、親父の世話をしながら少しでも多く治療費を工面するために、家の近くにある青少年訓練所で教官のアルバイトを始めた。主な仕事は、部隊で叩き込まれる基本的な常識を少しずつ教えていくことだった。文明地帯の辺境にすら行ったことのない子どもたちに、それを1から叩き込む。それが、俺に与えられた役目だった。教官を務めた3年間で、今でも記憶に残っている訓練生がいる。ルイという名の少年だ。わずか15歳にして訓練所に入った彼は、唯一途中から入った人物だった。話を聞く限りでは、親は訓練所に通わせることに反対していたらしい。本人の強い希望があって、最終的に折れたそうだ。今になって思えば、その話を聞いたときから、ルイにはもう少し警戒しておくべきだったのかもしれない。少なくとも、栄養不良を疑うほど痩せ細ったその体つきを見て、「見た目どおりの良い子」と思い込んだのは、浅はかだった。 一学期分、計11回の授業を担当した。そのうちの8回で、俺はルイに「指摘」を受けた。教科書に載っている構えとのわずかな違いから、大したことのない記憶ミスまで――俺の授業中に少しでもミスと言える部分があれば、漏れなく指摘してきた。おかげで指摘を受けまいと、授業のたびに事前に予習をして備えるようになった。 そしてまもなく修了という頃になって、俺はようやく教官としての矜持を脇に置き、今まで引っかかっていた疑問を率直にぶつけた。「なあ、何でそんなに俺に指摘ばかりするんだ?もしかして、何か気に障ることでもしたか?」そのときの彼の顔は、今でもはっきりと覚えている。ルイはゆっくりと首を横に振った。それから表紙の角が折れるほど読み込まれた、環タロ商会発行『一人前の軍人になるには?(青少年版)』を取り出した。そして真剣な目で、黙って俺を見つめていた。 「いえ、ルカ先生。先生の授業は興味深く、挙げる例も本に載っているものよりずっと具体的でわかりやすいです。先生の授業は素晴らしいと思います。ただ、先生はご存知なくて当然なのですが、この本に書かれているすべてが……ここに来ると決めたときの支えになっていました。」 「だから……この中にある『常識』すべてにこだわっているのは、いつか本当に戦場で役立てたいと思っているためです。9歳の頃に抱いた、あの夢のように……」 その答えを受け取ったあと、別の教官からルイの過去について教えられた。彼は幼い頃、家族のほんの少しの不注意がもとで、鉱石病を患ったのだという。治療はすぐさま行われたが、少しでも遅れたなら、一生ベッドに縛られることになっていたかもしれないとも聞いた。 そんな彼が、一般の訓練生と同じように訓練を受けられるようになるまでに、どれほどの努力を重ね、どれだけの代償を払ったのか……だが、教官としてはっきりと言える。彼は間違いなく、自慢の生徒だ。たとえ、彼の「指摘」で死ぬほど頭を悩ませたことがあったとしても。 今になって思う。ルイがあれほど指摘を重ねてこなければ、俺もあそこまで真剣に教材を読み込み、予習することなんてなかっただろう。部隊にいた頃に染みついた、その場しのぎの適当な癖――あれを見直すことも、なかっただろう。ましてやこの後、上級武装警備員訓練計画に進んで、本物の傭兵たちを相手に教官を務めることになるなんて、想像もしていなかった。 ………… その後、親父が亡くなって、俺もメタルキャロットを離れることになった。訓練所の同僚と連絡を取ることもなかった……ルイがその後、どんな道を歩んだのかもわからない。 ある日、たまたま出会った元訓練生から、ルイのことを少し聞く機会があった。今は、なかなか有名な企業に入って、セキュリティ関係の仕事に就いているらしい。正直、少し驚いた。てっきり軍人か、あるいは教官の道に進むと思っていたからな…… けど、何にせよ……学んだ知識を活かして、子どもの頃に見た夢を叶える機会が持てたのなら、それ以上のことはない。 ――伝説の教官ルカ・ロンディの回想録『記憶されなかったこと』より抜粋
「キャッチャーさん!やっと来てくれたんですね!あの荷物なんですけど、受取人欄にキャッチャーさんのお名前があって……でも、一度確認したほうがいいだろうってことになったんです。今は荷卸し場にあります――そうそう!あれです、一番大きいやつ!アンドレイさんが買った装置の隣に置いてあります!」 「差出人の名前と住所、見せてもらえますか?」 「はい、もちろんです。えっと……これですね。住所は『セシュカ』、差出人は……『カサンドラ』?どこかで聞いたことあるような……」 「……わかりました。確かに自分宛です。」 「ほ、本当ですか?実は定例検査のとき、この荷物に追跡防止のアーツがかけられていることがわかったみたいで……」 「心配いりません。間違いなく、自分宛で……送り主は姉です。職業柄、こういった保護処理を施すのが癖になっているのかと。」 「お姉さん?ちょっと待ってください……思い出しました!もしかして、お姉さんって、あのセシュカの商人護衛で有名な……『霧のカサンドラ』ですか!?」 「……はい。」 「……なるほど。完全に理解しました。それなら、確かに『保護処理』が必要ですね。」 ………… 「ふぅ……手続きはこれで完了です。キャッチャーさん、荷物はもうお持ち帰りいただけますよ。」 「ここで開けてもいいですか?」 「もちろん!もし大きすぎて運ぶのが大変だったら、遠慮なく声をかけてくださいね。」 ………… 「こ、これは……!?まさか……パワードスーツじゃないですか!?」 「……ちょ、ちょっと待ってください。キャッチャーさん、今持ってるその装置……せめてもう少し広い場所で――」 (録音再生開始) 「可愛い可愛い私の弟……プレゼント、ちゃんと届いた?」 「最近はね、ちょっと忙しすぎて……そっちに行って一緒に誕生日を過ごすのが難しくなっちゃったの。」 「まったくもう。兄さんが急に北に派遣されることになったって聞いたときは、数日休みを取って会いに行こうって思ってたのに……本当にタイミングが悪かったわ。ボスたちがまた、おっきい依頼を受けちゃって、しかも結構面倒な道で、結局私が直接行くことになっちゃったの……」 「だからせめて、気持ちとして――私からの誕生日プレゼント、商会最新モデルの一般用U-47重装パワードスーツを贈るわね。ふふ、兄さんが前に送った組み立て式の合金大剣より、断然カッコいいでしょ?」 「それに、任務が多いって聞いてるから、知り合いに頼んで5年間のメンテナンスサービスも一緒に契約しといたわ。これを着ていたら、父さんも母さんもきっと安心すると思うから……」 「わかってる?父さんも母さんも、どんなことにだって動じることなく生きてきた人たちだけど、あなたがまたケガでもして、あのときみたいになったら、それだけは……」 「だから、くれぐれも身体は大事にしてね。家を出るとき、兄さんや私とした約束も、父さんと母さんの言葉も、忘れないで。」 「最後に――お誕生日おめでとう。一番大事で、一番心配な弟へ。」 「……どこにいても、いつだって、あなたのことを想ってるからね。」 (録音再生完了) 「やはり今年の誕生日プレゼント……ふぅ……まあ、去年の八国薬草特大パックよりはマシです。」
【黄ばんだカルテ】 患者名:ルイ・フォン・キャッチャー 年齢:4歳 診察日:8月15日 診療機関:メタルキャロット・ブローニング病院 主治医:ラマン・ハレント 現病歴:患者は約3時間前、源石装置の暴走事故に巻き込まれ、後頸部の脊椎に軽度の外傷を負った。受診後1時間以内に、めまい、冷や汗、下肢筋力低下、嘔吐などの症状が現れた。発症以降、意識レベルは低下傾向。筋力の低下も持続している。緊急入院の上、外科的処置が推奨される。 診断結果:急性鉱石病と診断。合併症の所見も認められ、経過観察の必要がある。 【10年前の医療記録】 「キャッチャーくん。主治医として、はっきりお伝えしたほうが良いと思いました。医療観察の結果、鉱石病の進行自体は今のところ落ち着いています。ですが、あなたの身体機能はすでに平均を大幅に下回っています。無理に動けば身体に負担がかかり、あなたの命に関わる可能性があるのです。なるべくベッドから離れず、安静を第一に考えてください……ご家族にも、そしてあなた自身にも、この状況をきちんと理解していただきたいと思います。」 【6年前の医療記録】 「繰り返しになりますが、キャッチャーく――いや、失礼。どうやら『さん』と呼んだほうがいいですね。とにかく、現時点で病状が悪化していないのは幸いです。ただし、あなたのトレーニング量は、私が提示した基準値を大幅に上回っています。今後数カ月のあいだに、少なくとも3回、こちらで人間ドックと私の診察を受けてください。それと……このまま過剰なリハビリを続けるつもりなら、必ずご家族か専門の介護士が10メートル以内にいる状態で行うようにしてください。現在のあなたの状態を踏まえて、薬の処方せんをもう1部、追加で出します。ですが、肝に銘じておいてください。この身体では、どれだけ効き目のある薬を使ったとしても、できることに限界があるのだと……」 【2年前の医療記録】 「……そうですね。世の中には確かに、医学の常識だけでは説明できない現象が存在します。キャッチャーさん、あなたが今……自分の身体をこの状態にまで仕上げられたのは、いわゆる『奇跡』と呼ばれること以上に、あなた自身の強い意志と努力の要素が大きいでしょう。正直、私の医師としてのキャリアの中で、あなたのような『常識を覆す』患者に出会うことは、おそらくこれが最初で最後だと思います。また、あなたの主治医としてこれだけ言わせてください。たとえ今は順調だったとしても、半年に一度は必ず定期検査を受けてください。」
はい、新しい任務でしょうか?
準備ができました。
援護や後方支援に関する任務は、自分に任せてください。
今回の任務もできる限り安全に、無事に終わることを願います。
汎用性も実用性も高く、様々な状況で使えそうです。
制式装備は訓練所の教材でしか見たことがありませんでした。実物は予想以上に精巧ですね。
念の為、いつも緊急対応策を用意していますが……大抵、使うことになります。
はい、要点は全部記録しました……整理後、隊長に報告をします。
ありがとうございます。今後も全力を尽くします。
次はもっと厳しい任務でも任せてください。必ず、やり遂げてみせます。
管理人。認めて頂いたことに応えたく、以降3カ月分の任務に関する準備を終わらせました。ご確認ください。
時々思うのです。あのとき、家族の願いに従っていたなら――おそらく今よりずっと、穏やかで安定した生活を送っていたと……でもあの朝、剣を手に家を出た瞬間から、もう振り返らないと決めました。
行動隊Z7のキャッチャーです。支援を担当します。防衛戦が得意で、剣術も悪くないはずです……皆の力になれたら、嬉しく思います。
援護が必要ですか?全力でサポートします。
個人的には、もう少し準備が必要と思います。
承知しました。最優先任務として、確実に遂行します。
管理人、お疲れさまです。また新しい任務でしょうか?
管理人、作戦報告を追加で10件まとめておきました。目を通して貰えますか?
管理人?どうしましたか?今日は忙しくはありません。30分後から剣術訓練が5コマ連続で入っているのみで……それ以外は全て空いています。
皆のアドバイスを参考に、キャンプ用ポタージュのレシピを改良しました。管理人、時間があるときに味見して貰えますか?
帝江号に戻るたび、なんだか心が落ち着きます。アンタルは寮のベッドが快適だからだと言っています……もちろん、その点については自分も異論はありませんが。
任務中はZ7の全員を信頼しています。でも、隊長の言うことを聞いて大人しく休むかと言われると……いえ、ありえません。どうせ図書室に籠って本を読んでいるか、ラウンジで新人をからかっているか……念の為、自分が寮に「送って」あげないと。
先日、久しぶりに地元に帰りました。今でも家族は仕事について受け入れてくれませんが……Z7のことを色々と話すと、何も言わずにたくさんのお土産を、しかも皆で食べても半年はなくならないほどの量をくれました……管理人にも、少しお裾分けします。
毎日充実していて、多くの人に必要とされている――エンドフィールドに来てから一番強く感じていることです。疲れて眠れない夜もありますが、悪く思っていません。自分にとってはそれが「認められた証」ですから。
管理人、差し入れです。大したものではないですが……よかったら、どうぞ。
自分にですか?ありがとうございます。金庫に入れて大切に保管します。
……失礼しました。次の任務について少し考え事をしていました。ところで、溶接ガン、浮力調整装置、源石粉塵防護マスク……この中で一番実用性の高いものはどれだと思いますか?……そうですね、念の為全部持って行きます。
自分はごく普通の5人家族で育ちました。両親は軍人、兄は商会の部隊教官、姉はセシュカの護衛をしています。家族は同じ道を歩ませたくない、平穏に暮らしてほしいと守ってくれましたが……でも、タロⅡでは一生家族に守られて生きるなど、誰にもできないことです。
9歳までのことは、正直あまり振り返りたくありません。今でも、消毒液の匂いは苦手です。やかんを持つことも難しく、外出も禁止され、陽の光を浴びることも贅沢な日々……だからこそ、今でもはっきり覚えています。初めて1人太陽の下を歩いた、あの生き返ったような感覚を……
Z7を優秀な隊だと思わない人もいると思いますし、それは理解できます。隊長は若く、フローライトは怒られることばかりして、エステーラとアンタルは……マイペースです。それでも自分はずっとZ7に……できることなら、一生ここにいたいです。
エンドフィールドに来たばかりのとき、皆に信頼してもらえる力があるか何度も疑いました。でも、Z7の皆と管理人のおかげで……思っていたよりもずっと、期待に応えられる力があると気づくことができました。
訓練所で学ぶ内容はどこも同じです。作戦の知識、野外での生存スキル……実践で役立つ知識が身につくなんて期待している人はいません。でも、自分は違います。模擬訓練の授業で教官の構えが理論と異なることについて1時間ほど議論し――結果ですか?直してもらいました。次の授業が始まる前までに。
自分は家族で最も戦闘の才能がありませんでした。体力も技術も、誰にも及ばず……それでも、諦めたことは一度もありません。ただひたすら努力することを選んで、兄より2時間早く起き、姉の3倍訓練をして……その積み重ねが、今日の自分です。
料理を始めたきっかけですか?そうですね、大した理由はありませんが……Z7に加入したばかりの頃、他の隊員が作った料理を食べて……次の日、すぐダッジ教官に願い出て野外生存保障訓練を受けました。
エンドフィールドに来る前、傭兵学校で研修を受けたことがあります。どこでも「プロ」になってほしい……つまり「金を渡すから黙って働け」と。理解できなくはありません。ですが、自分には一生難しいことだと思います。
次の任務ではアンタルたちが何か思いついてしまうきっかけが無いと良いですが……今月すでに武庫エンジニアには相当なご迷惑をおかけしました……はい、隊長が未着手のクレーム処理は自分の部屋に積み上がっています。大丈夫です、任務のない日に徹夜で片付けます。
隊長はとても責任感が強く、Z7の皆を気遣ってくれます……ただ、自分をもっと大切にしてほしいと思います。せめて、食事の時間は無理に皆の好みに合わせなくても……こちらも、隊長の好きな東国のおやつを作る理由を考えなくて済みますから。
フローライトのような傭兵は文明地帯でよく見ていました。ずる賢く、人付き合いも悪い。笑顔の方が寧ろ怖いような……でも、最近はアンタルとオリジムシの投げ方について盛り上がっていて……もう少し様子を見て、考え直してもいいと思います。
理由はわかりませんが、エステーラは自分の報告書を見る度に……驚く顔をします。任務中の出来事を全て記録し、未熟ながらコメントも記載しただけで、特別ではないはずですが……エステーラの好きな「芸術」と比べたら、至って普通の報告書のはずです。
アンタルは博識で、皆の疑問に答えてくれます。問題は、答えるのが好きすぎること……エステーラが「長耳獣の耳が長い理由」を適当に尋ねたところ、アンタルは一日中生物学について語り続けていました。帝江号に戻る頃にようやく止まりましたが、それでも7割省略した簡略版だと……
経験上ですが、あちらに資源があると思います。
はい、あれは……遠回りする価値があります。
危険性が不明です。念の為、慎重に。
作戦の予定があるのなら、撤退ルートを計画しておきます。
貴重な素材です。急ぎ集めたほうが良いと思います。
協力すれば早く終わります。一緒に採掘をしましょう。
実用性の高い物を確保できました。助かります。
これがマニュアルで見た「オーリレン」ですか……
侵蝕による影響は想像以上に深刻……慎重な対応が必要です。
マニュアルによると、適度な休憩は任務の遂行に効果的だそうです。
支援物資はまだあります。どうぞ。
……自分の失策です。
気を付けてください、無理は禁物です。
自分の剣なら、まだ行けます。
すみません……自分が……足を引っ張って、しまいました……
良い一手です。
うまく行きましたね。戻ったら、食事を作ります。
……少し、褒めすぎかと。
皆の力があってこそです。
念の為に、慎重に行きましょう。
責任を持って援護を担当します。
すべて終わりましたか?念の為確認しておきます。
理想的な展開でした。
さすがです。抜かりはないですね。
とにかく、任務目標は達成です……
経験上の教訓があります――「失敗はすべて受け入れ、乗り越える方法を探すこと。」
邪魔するな。
お前の番だ。
させない!
止まれ!
援護する!
待たせた。
自分の番だ。
受けられるか?
喰らえ!
逃げられると思うな。
ここで……終わらせる!
自分が片付ける!
ここは……通さない!
目の前から……消えろ!