お菓子、どうぞ~!
通常攻撃: 最大3段の攻撃で敵に物理ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値21を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に物理ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い物理ダメージを与えてSPを一定量回復する。
プチエナは片手剣を使う重装オペレーターで、物理属性のダメージを与えることができる。

通常攻撃: 最大3段の攻撃で敵に物理ダメージを与える。操作中のオペレーターの場合、重攻撃はブレイク値21を与える。 落下攻撃: 空中で通常攻撃を使用すると、落下して周囲の敵に物理ダメージを与える。 終撃: 近くにブレイク状態の敵がいるときに通常攻撃を使用すると、その敵に終撃を行い、高い物理ダメージを与えてSPを一定量回復する。
盾を構えて攻撃をブロックする。構えている間、自身と周囲のオペレーターに加護を与え、即座にSPが一定量返還される。構えている間、初めてブロックに成功すると盾を構える時間が延長し、追加でSPが一定量返還される。発動後、戦技は一定時間「お友だちから離れろ~!」に替わる。 お友だちから離れろ~!:前方の目標に頭突きして自然ダメージを与え、さらに自然付着を付与する。 盾を構えている間に付与される加護効果は、ブロック回数が増えるほどダウンする。
操作中のオペレーターが攻撃を受けると発動可能。 操作オペレーターにギフトボックスを投げる。ギフトボックスは一定時間後に開き、範囲内のオペレーターを治療する。さらに、以下のいずれか1つのアイテムがランダムで出現し、それぞれの効果を発動する。 爆弾:範囲内の敵に物理ダメージを与え、追加で一定量のブレイク値を与える。 手作りアイテム:持続的に近くの敵を引き寄せ、物理ダメージを与える。 おいし~お菓子:操作オペレーターのHPを回復する。 回復量は意志の値に応じて追加でアップする。
でっかいフェリーンのギフトを3つ開ける。それぞれのでっかいフェリーンのギフトからは爆弾か手作りアイテムがランダムで出現する。 一定確率でアンバサダーのスペシャルギフトが出現し、敵に物理ダメージを与えて、追加で一定量のブレイク値を与える。さらに追加でアーツ脆弱を付与する。

応接室配属時、手がかり2――環タロ商会の入手確率がわずかに上昇する(配属直後に発動、重複不可)
昇進段階1で解放

応接室配属時、手がかり2――環タロ商会の入手確率が上昇する(配属直後に発動、重複不可)
昇進段階3で解放

製造室配属時、オペレーター経験値素材の製造効率+20%
昇進段階2で解放

製造室配属時、オペレーター経験値素材の製造効率+30%
昇進段階4で解放
必殺技「悪いことは許しませ~ん!」でアンバサダーのスペシャルギフトの基礎出現確率が1.5倍までアップする
防御力+20、意志+20
連携技「お菓子or“プレゼント”」強化: 爆弾:ダメージ倍率が1.2倍までアップする 手作りアイテム:効果範囲+20% おいし~お菓子:回復効果が1.2倍までアップする
必殺技「悪いことは許しませ~ん!」に必要な必殺チャージ-15%
必殺技「悪いことは許しませ~ん!」強化: アンバサダーのスペシャルギフト:ダメージ倍率が1.2倍までアップする アンバサダーのスペシャルギフト:アーツ脆弱効果が1.2倍までアップする
【コードネーム】プチエナ 【性別】女 【身分証明】環タロ商会 【誕生日】11月26日 【種族】フェリーン 【鉱石病感染状況】 メディカルチェックの結果、非感染者に認定。 【能力測定】 物理強度:普通 戦闘技術:優秀 戦術立案:標準 アーツ適性:標準
プチエナは、環タロ商会超域影響症候群支援財団のアンバサダーである。現在はエンドフィールド工業と環タロ商会の超域症候群の支援分野における連絡員として、エンドフィールド工業に常駐している。 「初めてプチエナさんに会ったとき、彼女の陽気で明るい性格と、カメラの前で見せる姿とまったく変わらないその個性が強く印象に残りました。会話の最中も、プチエナさんは常にその場にいた他のオペレーターたちを笑わせていました。」 「もう1つ印象に残っているのは、彼女が患っている超域症候群です。財団からは事前にその特殊な病状について共有がありましたが、会話の途中で彼女が突然眠りに落ちる姿を目にしたとき、私はある種の敬意を抱きました。自らも病の苦しみに耐えながら、他の患者を助ける道を選ぶというその利他的な精神は、非常に尊いものです。」 ――エンドフィールド人事アシスタント マーティン・マーヴィン・マーレン
エンドフィールド工業 ペリカ監察官 マーケティング部および人事部御中 平素より大変お世話になっております。 超域影響症候群の支援分野における双方の連携を推進するため、ロザリンド氏をエンドフィールド工業管轄のマーケティング部へ推薦したく、ご連絡いたしました。 まず、ロザリンド氏の病状についてご説明申し上げます。彼女はすでに治癒不能と診断された超域症候群を患っております。彼女の症状は中枢神経系に損傷を与えるもので、そのため頻繁に突発的な昏睡状態に陥ります。しかし、過去6年間にわたり、我々は自律防護装置の改良とアップデートを重ねるとともに、長期的な医療支援を行って参りました。それによって、日常業務に支障が出ない状態を維持できておりますので、ご安心ください。 5年前にロザリンド氏が参加した救助活動については、すでに耳にされていることと思います。活動後の報告書によれば、嵐が突然進路を変えて引き返してきた際、救助隊と超域症候群の患者たちは洞窟に避難するしかなかったとのことです。当初の救助計画は患者の移送を目的としていたため、医薬品の備蓄は非常に限られていました。しかし幸いなことに、ロザリンド氏は両親と共に各地を転々としていた頃、医薬品が不足している状況下で超域症候群の患者を救助した経験がありました。彼女の助けにより、患者の病状は悪化せずに済んだのです。他の隊員からの報告では、嵐が洞窟の真上を通過した際、入口を塞いでいたトラックが滑り出したそうです。しかし、彼女が即座に木の板を背負ってその隙間を塞いだとのことでした。嵐が過ぎ去ったあとのメディア報道を通じて、「プチエナ」という名前は文明地帯で広く知られるようになっていきました。財団が策定した「救助対象者の代表によって救助活動を推進する」という戦略は、確かにかなりの効果を上げたと認めざるを得ません。我々のもとに研究価値のある特殊な症例が多数集まっただけでなく、複数の製薬会社における医薬品や医療機器の需要が急増するという結果にも結びついたのです。 初めて彼女に会ったとき、いつ起こるともわからない昏睡発作に長く悩まされていたため、目はうつろで顔は憔悴しきっていました。もしロザリンド氏の養父が私に連絡をしてこなかったら、超域症候群が悪化しなかったとしても、あの状態のまま、彼女の体が成人まで持ちこたえるのは難しかったでしょう。人道主義的な観点から、そして未来への投資として、我々は彼女に十分な医療・教育支援を提供しました。よって、我々は彼女の専門的な能力について十分に把握しております。ロザリンド氏という「架け橋」を通じて、双方が超域症候群患者の支援において素晴らしい相乗効果を発揮できるものと確信しております。 もし超域影響症候群の支援分野における連携を強めていきたいというご意向があれば、我々はいつでも協議に応じる用意がございます。今後、具体的な協力関係を築いていけることを期待しております。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ――ハイベルグ製薬株式会社 超域症候群事業部責任者 環タロ商会超域影響症候群支援財団名誉理事長H
「インタビュー番組『最前線訪問』です。記者はすでにラヴァンドマ北部にある超域症候群医療センターに到着し、超域影響症候群支援財団アンバサダーと連絡を取っています。それでは現地に繋いでみましょう。プチエナさん、ティナです。聞こえますか?」 「は~い!ティナさん、みなさん、こ~んにちは!超域影響症候群支援財団アンバサダー、プチエナですっ!」 「こんにちは、プチエナさん。今回の緊急封鎖については、現在、大きな関心が寄せられています。そちらの状況について教えていただけますか?事件発生時、あなたはちょうど超域症候群の患者さんたちを訪問していたそうですが。」 「ふむう……あのですね、これって今お話して大丈夫なんでしょうか?この番組は、小さな子どもたちもたくさん見てるって聞きましたよ。」 「そこはご安心ください。私たちはプロです。もしお話の内容が過激すぎると判断した場合は、こちらから止めますので。」 「ほむう、なるほどなのです。では……ここにいる患者さんたちは、症状がすごく重いのです。わたしが一番印象に残ってる患者さんは、背中に刃物でつけられたような傷跡がたくさんあって、お医者さんが源石で触れたら、傷口がぐにゃあって歪んじゃいました。」 「それは不思議ですし……恐ろしいですね。現在、この病気について分かっていることはあまり多くありません。超域症候群について、もう少し詳しく説明していただけますか?」 「ううむ……実は教科書に書いてあることくらいしかお話できないのです。もっと詳しくってなると、わたしたちでも分厚い本を何冊も読まないとわからないですからねっ。でも、財団の研究員さんの言葉を借りるなら、病気というよりは、超域環境が人体に影響を与えたときに現れる独特な現象、という感じでしょうか?」 「なるほど、分かりました。では、今回の突然の封鎖は、公式発表のとおり、1人の超域症候群患者が原因だったというのは本当ですか?」 「はいっ、その通りです!」 「では、具体的に何が起こったのでしょうか?鉱石病感染者の崩壊現象と似たような事件が起きたという噂もありますが。」 「ちがいますよ~!崩壊現象は患者さんが亡くなった後に起きるものですけど、超域症候群は違うんです!さっきまでお話してたのに、一瞬で……あのとき、隔離病室にいたのがわたしだけで本当によかったです。ふぅ……医療センターの症状モニタリングシステムはと~っても整ってるのに、こういうときにはどうすることもできないのです。」 「つまり……超域症候群の病状の進行を予測するのは非常に難しいということですね?」 「そこが、わたしたちが患者さんを助けるときに一番難しいところなのです。状態も人それぞれで、症状が急に悪化する人もいれば、症状そのものが変わっちゃう人もいるのです……」 「症状が突然変わるんですか?」 「そうですよ。たとえばわたしですけども、今の症状は、突然眠ってしまうことです。もし防護装置を着けないで深度の高い場所に入っちゃったら、わたしは……端末が壊れたときの画面に映ってる人みたいに、パチパチ点滅しちゃうかもしれません。それか、見えてるのにさわれないもう1人のプチエナが登場して、みんなに手を振ってやっほ~ってしてるのに、本当のわたしは眠ったみたいになって、いくら呼んでも起きなくなっちゃうかもしれないんですよ。と~ぜん、患者さんだけじゃなくて、みなさんも深度の高いところではそういう危険があるのですよ!」 「確かに予測が難しい症状なのですね。だからこそ、高深度環境に入る前には、必ず防護装置を正しく着用しなければならないのですね。」 「はいっ、その通りで~す!もしど~しても高深度の場所に入らなきゃってときは、ぜ~ったいに防護装置を正しく着けてください。『高深度環境!不要な!接触禁止!』なので~す!」 「プチエナさん、注意喚起をありがとうございます。インタビューの最後に、視聴者の皆さんに何か伝えたいことはありますか?」 「はいっ、あります!今はまだ超域症候群を治すことはできないのですが、みなさん、そんなに怖がらなくてもへ~きです。深度の高い場所に近寄らなければ、発症する危険はないのですよっ!それから、周りにいる患者さんたちを怪物みたいに思わないであげてください。超域症候群は……うつったり……しない……のです……」 「プチエナさん?プチエナさん?」 「――ツーツー……」 「ええと……技術的なトラブルが発生したようです。それでは続いて……」
………… ラヴァンドマ。シエスタグループがこの独立都市をいかに秩序立てて管理しているか、また環タロ商会がいかにこの街に活気を与えているかを、ここで改めて述べる必要はないでしょう。しかし、独立都市ラヴァンドマについて語る前に、まずはこの旅で出会ったある友人についてお話したいと思います。彼女は、ラヴァンドマ編の執筆に多大なご協力をくださいました。 他の街に着いたときと同じように、次にどこに向かうかを考えるため、適当なショッピングモールを見つけて中に入りました。ラヴァンドマの商業中心地と呼ばれる他の建築群と何ら変わらないその建物は、文明地帯の各地から集まったお店で埋め尽くされていました。そして建物の中心には、客や行商人でごった返す青空市場がありました。私はそこで見晴らしの良いドリンクスタンドを選び、席についた途端、どうしても目に入ってしまう「白いフェリーンの着ぐるみ」を見つけたのです。最初はどこかの店のマスコットかと思いましたが、よく見ると客引きをしているわけではなく、スイーツ店のショーウィンドウをただじっと見つめていました。道行く人々は皆、親しげに彼女に声をかけ、まるでこの街の誰もが彼女を知っているかのようでした。 この街の文化を知りたいと思った私は、自ら彼女に声をかけました。「超域影響症候群支援財団が他の製薬企業と秘密協定を結んでいるのではないか」という情報を探っているゴシップ記者ではないことを何度も確認すると、彼女はようやく自身の正体を明かしてくれました。お恥ずかしい話ですが、私は環タロ商会の各企業や財団、あるいは行政機関のさまざまな代表者やそのコードネームについては詳しくなかったのです。この出会いのあとで初めて、「プチエナ」という名前の正式表記を知ったほどです。私がラヴァンドマの日常生活を記録し、旅行ガイドブックを執筆するために来たことを知ると、彼女はぴょんぴょん飛び跳ねながら私をモールから連れ出し、ガイド役を買って出てくれました。後のページに掲載している「おすすめグルメガイド」は、このプチエナさんの推薦をもとに作成されたものです。彼女の感情豊かな解説――特に、突然眠りに落ちては目を覚まし、頭をかきながら謝った後に再び解説を続けるその姿のおかげで、環タロ商会本部のような建物でさえ、とても面白く感じられたのは驚きでした。 ………… ラヴァンドマやその他の独立都市についてどう思っているかを尋ねると、彼女はただ笑顔で「面白い場所を紹介する」と言って、四方八方に伸びる路地から海辺へと連れて行ってくれました。人ごみに揉まれて彼女とはぐれてしまったのですが、人の輪が出来ている場所を探して、彼女を見つけることができました。彼女は砂浜に座って音楽のリズムに合わせて頭を揺らし、時折、顔の電子スクリーンの表情を変えては、彼女に抱きついて遊んでいる子どもたちを驚かせていました。私は少し離れた場所にいましたが、笑い声は音楽越しに私の耳に届いてきました。周りの人たちはカメラを取り出して写真を撮ったり、子どもたちのどんちゃん騒ぎに加わって音楽に合わせて踊り出したりして、彼女の周りは笑い声に包まれていました。人だかりが消え、親に連れられた子どもたちが名残惜しそうに彼女に別れを告げたあと、私はようやく彼女に近づくことができました。彼女は再び深い眠りに落ちていましたが、それでも頭を揺らし続けていました。私は彼女の隣に座り、その静かな寝息に耳を傾けました。きっと、すてきな夢を見ているのでしょう。 ――『私たちの足元にあるタロⅡ』ラヴァンドマ編序文、子どもたちと遊ぶプチエナの写真を添えて
145年11月2日 晴れ。今日はママの運転で、トラックがいっぱい停まってるところに行きました。ここのおじさんとおばさんたちが、ママのトラックをアップグレードしてくれたのです。今のトラックはすっごく大きくて、そのまま寝っ転がってもすごく気持ちいいので、これでもう急に倒れてもケガしませんね!おじさんとおばさんは、とってもおいし~ものをくれました。変味干し鱗獣っていうみたいです。よおっし、大きくなったら、変味干し鱗獣をいっぱい買って、トラックにぎゅうぎゅうに詰め込んでやりますよ~! ………… 146年5月7日 雪のち晴れ。ママとおじさんおばさんたちがトラックの列を作って運転して、雪山の上にある街へ行きました。トラックの中はとってもポカポカしていて気持ちよくて、わたしもママも、ずっとぬくぬくでいられました。えへへ、パパには1人でお外に宝探しに行ってもらうことにしたのです!そしたらパパは今回、「ロボットのほね」を見つけてきました。パパは、これを直したら、わたしもお外に出て他のお友だちと一緒に遊べるようになるって言ってました! ………… 146年6月23日 くもりのち雨。「ロボットのほね」は雨がうぬぬ~みたいで、雨の中だと動かなくなっちゃいました。一緒にいたお友だちがみんな傘を持ってたので、わたしと一緒にパパとママを待っててくれたのがとってもうれしかったです。でも、そのあとのことを忘れちゃったんです。なんだか夢を見てたんでしょうか。空とぶ駄獣に乗っていろんなところに行って……目が覚めたら、ママがぎゅう~っとわたしを抱きしめて泣いてました。パパは「ロボットのほね」に怒ってるみたいでした。ママにだいじょ~ぶだよって言ったら、ママはもっと泣いちゃいました……だからわたしは眠っちゃいたくないなって、うぬぬ…… ………… 146年7月16日 晴れ。また映画を撮る場所にやってきました。きれいなお洋服がいっぱいあるので、わたしはここが1番だ~い好きなのです!おじさんおばさんたちの荷下ろしのお手伝いがおわったとき、パパがすごくきれいな服を着たおじさんを連れて戻ってきました。おじさんはわたしみたいにすばしっこくなくて、タロⅡをまるごと詰め込めるくらいおっきなトラックの中を、ビクビクしながら歩いてました。ママもすごく嬉しそうで、いつもはお誕生日のときにしか食べられないおいし~ものをいっぱい出してくれました! ………… 146年8月20日 くもり。このトラックはママのとは違ってすっごくきれいなのですが、鉄の箱がいっぱい置いてあって、狭くて、なんだかひんやりしてました……それに白い服を着たおじさんおばさんがいっぱいで、みんなわたしを見て笑ってくれているのに、どうしてうれし~気持ちにならないんでしょうか?パパの知り合いのおじさんは、すごくふしぎな小さい箱をくれました。パパとママの声が聞こえるのに、箱を開けても、2人はどこにもいませんでした。 ………… 146年12月18日 晴れ。今日は初めて救助任務に参加しました。チームのみんなは知ってる人ばっかりで、トラックの中は狭かったですがみんなでニコニコおしゃべりして、こういうのってほんとに落ち着きます。でも、財団のえらい人たちは、わたしがそういう場所に行くのは危険すぎるって、これからはこのレベルの救助活動には参加させないって言ってました。そんなのプンプンですっ!任務はとってもカンペキで、嵐が戻ってきちゃったのはわたしのせいじゃないですし。でも、任務が終わったあとにパパとママに会えました。それに、ママと一緒に患者さんたちを一番近い街まで運んで、治療を受けてもらうことができたのです。ふむり、そういえば……前に会ったのはいつでしたっけ? ………… 151年11月7日 晴れ。明日には目的地に着きます。あっという間です!エンドフィールド工業から返信をもらったのが、なんだか昨日のことみたいです。管理人さんって、一体どんな顔をしてるんでしょうか。本当に教科書に書いてる通りなのでしょうか。はふう……ちょっとヒマです。このトラックはからっぽで、なんにもないのです。そうだ、今日はパパとママに会いました!2人はラヴァンドマの物資を四号谷地へ運んでいる途中で、一緒に写真も撮れたんですよ。これでパパとママは写真でわたしを見れますし、もうさみしくないのです。でも、ママのトラックは子どもの頃と見た目はまったくおんなじなのに、なんだかどこかが変わっちゃったような気がするのは、なんででしょうか……
よおし、わたしの……「やあ!」……ふわわあっ、寝ちゃってました!
ほわあ……ふあっ!任務!ですか……?
今は全然ねむくないのです!
マシュマロに、変味干し鱗獣っと……しゅっぱ~つ!
ほわわ、使いやすいっ!ここにお菓子を差せば、モフモフを汚さずにすむのですねっ!
なんと!このまま着けられるんですか……「変味干し鱗獣、最高だぜ!」……ふわあっ、寝てないのに!?
ふむ……ふああっ!病理学の実験課題、ひらめきましたっ!……って、うむむ?なんでしたっけ?
環タロ商会ではこんなこと習いませんでしたね……ほむ、こんなやり方もあるのですか~!
昇進……財団の昇進パーティーでは、テーブルさんにいっぱいお菓子が並んでましてっ……ふえっ、昇進をお祝いするお菓子はない……のですね……
わたしがっ!うわわっ……うれし~なのです!パパとママ、それからお友だちにも伝えて……きっと、きっとよろこん「バイバーイ!」
スピード昇進……夢じゃないっ!ですね!?では、みなさんをわたしが守らせていただきま~すっ!
財団と一緒にラヴァンドマに行ってなかったら、わたしはいったい……わふふ、どこでだって、わたしはきっとスーパーヒーローなのです!
こ~んにちは!超域影響症候群支援財団アンバサダー、プチエナなのですっ!夢は管理人さん……みたいな……「僕は、超域影響症候群支援財団のプチエナさ!」……ほわわわっ!くうっ……また寝ちゃってました!
ほわ~、管理人さん。わたしは寝てませんよ!
お菓子がい~っぱいなのです!管理人さんもどうぞ~!
突然ねむくなってもだいじょ~ぶ!着ぐるみは優秀なのです。バッチリです!
ふわあ、管理人さん!変味干し鱗獣食べますか?
「また会おうぜ!」……うむう?管理人さん、こんにちは~!
帝江号、すごいですっ!今までいたところとは違います!タロⅡもぜんぶ見えますし、教科書に載ってたナゾの設備もいっぱい……
おつかれさまで~す!ほわっ、食堂の後方支援オペレーターさんがわたしが遠慮しているのではないか、と?違うのです、お菓子を取りすぎたかもと……ふむ、好きなだけ……やった~!では、たくさんいただいちゃいま~す!
患者さん救出任務から帰還しました!子どもたちにエンドフィールドのお話したら、いいな~って!内容ですか?それは……もちろん……「変味干し鱗獣、最高だぜ!」「やっぱり変味干し鱗獣だよな!」
管理人さ~ん、焼きマシュマロなのです!にへへっ、これは焼いてるとこで寝ちゃって……
はふう……お疲れさまでした~。おじさんちの駄獣さんはぜんぜん言うこと聞いてくれませんね……ほえ?どうして支援を待たなかったのか?それは超域症候群のみなさんを救う任務があるからですよ!えっへん!
お菓子が好きな理由……お菓子は気持ちをふわふわにしてくれますっ!それにふわふわの雲の上に……「やあ!僕はプチエナさ!」
じゃじゃ~ん!真心プレゼントさんなのです!わたしよりお菓子を知るものはいない……きっとお口に合いますよ!な~んでも知ってるんですからね!
ほあっ、ありがとうございます……ひっ、また寝ちゃうとこでした!ツルッと……あぶなかった~です!
ラヴァンドマの学校で、エンドフィールドの偉業について勉強させていただきましたっ!そのとき、エンドフィールドが超域症候群の予防と治療の推進に力を入れているって知ったのです……タロⅡでは、超域がまれな症候群を引き起こすことがあります。そんな患者さんたちを助けたくて、財団のおじさんやおばさんたちの勧めで、勇気を出してやってまいりました!
「超域影響症候群支援財団アンバサダー」――はいっ、確かに報道されたのはわたしですけど、そんなすごい話ではないのです。患者さんを抱えて山を越えたなんてウソで、ママと一緒にトラックを走らせて病院まで連れて行っただけです。両親がフェリーンじゃないのはなぜか?……それは、パパとママのパパとママがフェリーンじゃないからに決まってるじゃないですかっ!
着ぐるみ……ふむ。小さいころ、パパが回収したパワードスーツを修理して、外に着ぐるみをつけてくれたのです。だから突然寝ちゃってもだいじょ~ぶ!実は見た目がうぬぬ~で、今はラヴァンドマのアパートにしまってます。今着てるのは、にへへっ!財団のエンジニアさんがアップグレードしてくれて、ハイテク技術がモリモリ詰まってるのです!
学力テストでねむねむになっちゃって、ハッと気付いたら試験監督の先生とお友だちが汗ビッショリで助けを呼んでました。珍しい病気ってことはわかってて、でも症状は知らなかったので、わたしが気絶したと思ったみたいです。しかも着ぐるみが引っかかって、先生は転んでケガして……テストの結果ですか?急いで先生を医務室に担いで、早めに出したので……全科目1位は逃しちゃいました。
ママがトラックで物資を運んでたとき、荒野でわたしを拾ったそうです……子どものころはトラックで星を数えたり、ゲームをしたりしてました。わたしが特殊な病気だって財団が気づいて、治療を受けながらアンバサダーもできるからって、ラヴァンドマに連れてきてくれたんです。財団で初めて、超域症候群で苦しんでる人がわたしだけじゃないんだって知りました。だから、へへ、みなさんのお役にたてて、うれし~です!
一番大好きなのは、変味干し鱗獣!それからシン・ツクシの鱗獣焼もうまうま~ですっ!へへっ、前に超域症候群の患者さんのお見舞いで行ったとき、みなさん「ここの鱗獣焼が本場」だって言ってました。あれを食べちゃうと、他のはちょっと物足りない……次いつ行けるのでしょうか……うむむ、まだ変味干し鱗獣があるのでへ~きです!
わたしが着ぐるみロボットさん?違います!タロⅡにこんなロボットさんがいるなら、教えてほしいのです!まさか、ほんと~だと思って……?音声……合成じゃありませんよ。あれはわたしが寝たよってお知らせのために、あらかじめ録音しといてるやつです。こんな感じです……「やあ!」「また会おうぜ!」「変味干し鱗獣、最高だぜ!」「管理人さんのマスクの下、おいしいものが隠れてるかも~?」はわっ!?だめ~!なんで録音されてるのですか~!
薬は……パパが着ぐるみに持続注入ポンプをつけてくれて、商会のおじさんおばさんがアップグレードしてくれました。食事やお風呂?……財団のエンジニアさんがクリーニングシステムを搭載してくれたので、うっかり落とした食べカスとかはきれいになります。食べるときは、あ~ん――ん……うぐっ!あちゃちゃ!……ふわあ、助かったあ……お水があってよかったです、あつあつ死するとこでした……こんな感じです、へへ……
わたしの外見ですか?ご覧の通り、これがわたしです!モフモフで……中ですか?ふ~ん、管理人さんもご興味が……えっへん。プチエナはマシュマロ似なのです!へへ、じょ~だんでした!実は……わたしは……ねむねむ……「変味干し鱗獣、一緒に食べよう?」
と~ぜん、プチエナの着ぐるみは大人気です!財団で面倒を見てくれたお友だちも、お助けしてからのお友だちも、エンドフィールドで仲良くしてくれるお友だちも、み~んなモフモフするのです。特に寒い日は、ふわふわ~であったか~、太陽をぎゅ~!したら、こんな感じじゃないかって!
前はよくいろんなとこで患者さんたちのお見舞いしてました。同じ超域症候群の患者さんや……財団のお医者さんから、今の医療ではどうにもならないって言われた人たち。財団のみんなと一緒に、専用の医療センターに行ったこともありましたよ。そこでは……ふうう……わたしにはパワードスーツがあります。ずっとベッドで寝てなくても……少しでも、みんなの助けになれてたらいいなって思います。
ラヴァンドマの人たちは、みんなと~っても優しかったです。それに荒野もないし、通せんぼしてくるおジャマランドブレーカーもいません。全部ひろ~い実験エリアなのですよ。あとは海と、黒曜石祭も!そして一番素晴らしいのはお菓子で~す!街の中では感染者と普通の人の区別なんかなくて……はああ、超域症候群も鉱石病みたいに簡単にコントロールできたら……
小さいころ、トラックはすっご~くおおき~く見えました。ママが運転して、パパとわたしをいろんなところに連れてってくれました。雪山に砂漠、森や湖――まだ小さかったですけど、作業員さんたちが荷物を車に運んだり下ろしたりするのをお手伝いしました。みなさんかわいがってくれて、お菓子をい~っぱい、持たせてくれました。あのころ、ママのトラックにはタロⅡ中のお菓子を詰め込める!って思ってたのです。でも、今考えてみたらそこまで大きくない気がしちゃいます……
管理人さん、質問ですっ!どうしてランドブレーカーは超域エネルギーに触れようとするのでしょうか?……ああやっておかしくなるのは……超域症候群の典型的な症状で……どうして自分から進んで、わたしたちが必死に戦ってる難病にかかろうとするのでしょうか?えっ、わたしらしくない?ほわっ、そうじゃなくて……怒ってるだけです。ほんと~です!
変味干し鱗獣、最高だぜ~……甘くて……辛くて……酸っぱくて……か、管理人さん?ね、寝ちゃってたのです!……すう……「変味干し鱗獣、最高だぜ!」
あっ!発見です!おいしい食べ物かもですよ!
こっち~!ふへへ、どんな宝物が入ってるんでしょうね?
あれっ!なんだか光ってますね……
ふむう、強そうな敵さんですね……わたしがみなさんを守りますよ!
着ぐるみは、見た目がかわい~だけではないのです!
お手伝い~!この着ぐるみには、秘められた……力が……「バイバーイ!」
ほわ~!宝物いっぱ~い!おいしいものがないか探します!
『タロⅡ環境学』にオーリレンについて記述がありましたっ……ほわあ……きれいです!教科書の絵と同じです、えへへ。
これでみなさんも駄獣さんも安全です!
まだ疲れてなかったですっ!まだ力は………
はいっ!シャッキリします!
元気モリモリですねっ!
わたしの後ろに隠れてっ!
ほわわ、眠くなってきちゃいました……
申し訳ないです……目が……ひらかない……
カッコい~!最高~!
わたしたち絶対すごいですよっ!
ふへへ、そんなそんな~!
変味干し鱗獣、ごちそうしま~す!
みなさん、わたしの後ろに~!
みなさんにケガはさせません!
ケガはありませんかっ?
アンバサダーだからって、甘く見てたらイテテッです……「最高だぜ!」
ほふう……みなさん、お疲れさまです。ではおいしいものに、ゴー!
終わってよかった……みなさん大丈夫でしょうか?無事なら……「変味干し鱗獣、一緒に食べよう?」
わたしが……みなさんを守らなきゃだったのに……次……次なんかありません。
あっち行け!
通さないっ!
起きてま~す!
ほわあああっ!「突撃!」
悪い子はお仕置きで~す!
プチエナ、準備バッチグ~です!
変味干し鱗獣を代表して、出撃っ!
任せてくださ~い!
お友だちをいじめるな~!
フィニッシュッ!
寝たらだめですよっ!
へへん、謝っても遅いのですっ!
ふひひ、悪党めっ!「バイバーイ!」
おいし~もの、どうぞですっ!