筋力UP・中
筋力+124

以下のステータスを持つ純粋基質は、この武器に完全に一致します:
エンドフィールドのオペレーター用武器。装備中、戦闘能力が大幅に向上する。
基礎攻撃力
筋力+124
寒冷ダメージ+34.7%
攻撃力+14.0% 装備中、自身が戦技で敵を凍結状態にするとき、15秒間その敵の受ける寒冷ダメージ+19.6% 同名効果は重ね掛け不可
コイラ、ついにこの海王鱗を捕まえたぞ。 見ろよ、記憶の中と同じ輝きだろ? あの頃はまだロッサ号があったし、海で俺たちが捕まえられない鱗獣なんていないと思ってた――あの嵐の夜まではな。 マストの上にいたベータが、誰よりも早く気づいたんだ。伝説どおりの姿、全身が金色に光り輝く鱗獣。まさか本当に存在していたとはな! そのとき、俺は思ったんだ。こいつを捕まえれば、タロⅡの鱗獲史に俺たちの名が刻まれるって。リンクスの忠告も聞かず、まっずぐ嵐の中へ船を突っ込ませた…… ……正直に言おう。あの日からずっと後悔してる。俺は人の言うことも聞かない、どうしようもない老いぼれだ。 あの鱗獣のせいでロッサ号は沈み、ベータは一生、車椅子生活を余儀なくされた。リンクスも二度と俺に会いに来なくなった。 それでも俺は諦めきれなかった。鱗獲の第一人者と呼ばれながら、海王鱗を他人に奪われるなんて、死んでも我慢ならなかった。笑い話にされるのもごめんだしな。 目を閉じるたび、あの黄金の輝きが浮かぶ。あれを捕まえれば、すべてを取り戻せる――そうやって、自分に言い聞かせてきた。 信じてくれてたのは……お前だけだったな……なんて愚かなんだ。俺みたいな老いぼれを信じて、環タロ商会に借金までして新しい船を買ってくれた……他の連中みたいに、俺を見捨てて行けばよかったんだ! お前は、2年もの青春を俺の夢に費やし、幻の金光を追い続けた。2度目の嵐の夜、あと一歩で捕まえられるところだったのに――お前はそこで命を落とすことになった…… そのあとのこと、知らないだろう?皮肉なもんだ。死んで当然の俺だけが生き残っちまった。二度と海に出ることもなくなったさ。 先週の夜だった。雷鳴の音で目を覚ますと、玄関の隙間からあの金の光が揺れているのが見えたんだ。まさかと思って扉を開けたら、海王鱗が家の水槽にいたんだ!そんな馬鹿な話があるか……妻が鱗獣屋で買ってきた、ごく普通の熱帯鱗獣だったよ。 昔の工業団の友人にも調べてもらったが、やっぱりただの熱帯鱗獣だったよ。「金色」に見えたのも、変異した脂肪が雷に照らされて反射しただけだったんだ…… つまりだ、コイラ。俺はついに、この海王鱗を捕まえたんだ。 真実は、あれが餌で、俺こそが鱗獣だ。 虚しい海に漂う執念の餌に釣られた、一匹の哀れな鱗獣だったんだよ。