意志UP・大
意志+156

以下のステータスを持つ純粋基質は、この武器に完全に一致します:
エンドフィールドのオペレーター用武器。装備中、戦闘能力が大幅に向上する。
基礎攻撃力
意志+156
攻撃力+39.0%
電磁ダメージ+44.8% 装備中、自身が戦技でアーツ異常を消費するとき、20秒間戦技による電磁ダメージ+56.0% この効果は2回まで重ね掛け可能 効果の持続時間は個別にカウントされ、0.1秒に1回まで発動可能 自身が必殺技を発動すると、25秒間戦技による電磁ダメージ+112.0% この効果は重ね掛け不可
「ホアン天師、午前中派遣した救助隊が戻ってきましたが、リストにあった研究員は見つからなかったそうです。午後出発した救助隊からはまだ何も連絡がありません。」 「うむ。気を緩めないようにな。負傷者の対応は大丈夫か?」 「ご指示通り、軽傷者は臨時避難所へ移しました。重傷者はしっかりとした治療を受けられるよう、最寄りの街に搬送しました。」 老天師はため息をついた。救助隊が武陵に到着してから、すでに72時間が経過している。72時間。武陵研究基地の所在地はいまだ侵蝕潮に呑み込まれたままだ。宏山科学院は総力を挙げて救助に当たっているが、中に閉じ込められた研究員たちは救出できていない。 命令を受けた後、防護服に身を包んだ若い巡衛員たちが、一礼をして外へ出ていった。彼らは臨時司令所の天幕を建ててから、一睡もしていない。 臨時司令所が再び静かになった。天幕の中には、老人と、巨大な裂け目の状態を必死に監視する学生たちだけが残った。 「ホアン天師。」――本部の新しい指示を携えたトランスポーターが入ってきた。 「わざわざご苦労だった。書類は確かに受け取った。それと、エンドフィールドの協力により、明朝には外部との遠隔通信が完全に復旧する見込みだ。このことを本部が早く把握できるように、武陵の外にある臨時通信拠点に知らせてくれないか?」 「わかりました。皆さん、ご苦労様です。」 「本部からの指示って何ですか?」トランスポーターが去ると、天師たちが老天師を囲むように集まってきた。しかし、書類に記された内容を読み終えた瞬間、まるで時間が止まったかのように感じられた。 「24時間後、宏科院本部は裂け目の出現エリアにおける救助活動を継続すべきか否かについて……表決を行う予定です。本部は、現場で救助活動を指揮している責任者のご意見を、極めて重要視しております。」 「表決だと?なんでだ?裂け目の拡張は、今ちょうど弱まってるのによ!」 「その次は、私たちに全員を連れて本部へ撤退しろって言うんじゃないでしょうね?」 「まさか武陵を放棄するってのか?」 短い沈黙の後、老天師は救助隊にこの後の段取りを指示した。 「滅多なことを考えるんじゃない。明日、遠隔通信が復旧すれば、別の指示があるかもしれない。今夜は私が当直をする。全員、今のうちにしっかり休むように。」 「……わかったよ。じゃあ……オレは先に失礼する。」 「先生、どうかご無理なさらぬよう。」 天幕の中が再び静寂に包まれた。一人残された老天師は、投影された地形図の前に立っている。きらめき続ける赤い光がその目に映り、握りしめてしわのついた書類を照らしていた。 その中には、彼の娘も、そして教え子もいた。 老天師は歯を食いしばり、学生たちが司令本部に残した観測報告書を手に取り、灯りの下で読み進めた。その手は震えている。彼らはまだ経験が浅く、裂け目の拡張が弱まっていることを安堵の兆しと受け取り、その背後に潜む、大きな危機の前兆を理解していない。裂け目の周囲では、侵蝕物質が一時的に「堆積」し、安全になったかのように見えるだけだ。だがそれは、やがて手に負えない二次爆発を引き起こす。この現象を発見した当時、彼はまだ30歳にも満たず、将来に向かって数々の困難を乗り越えていく最中だった。 いまや老天師は、プラスチックの椅子に腰を下ろし、初めて自分が定年を迎える歳に差し掛かっているのだと実感する。 「もう何十時間も経った。残念だが、巨大な裂け目の周囲には生命反応が全くない。全員、異論がなければ一切の捜索活動を打ち切ることを決定する——」 老天師の目の前にはマイクが置かれている。本部の表決はすでに終わった。今の彼がすべき仕事は、最終決定を告げることだけだ。 1人の若い天師が立ち上がり、彼に向かって大声をあげた。続いて、もう1人の若い天師も立ち上がり、救助活動の継続を訴えた。 老天師の記憶では、自分がさらに二言三言話し、この決定の必要性を繰り返した。 しかし最終的に、彼は目を閉じ、それ以上何も語らなかった。